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小田山散策

小田山散策_c0087863_18192392.jpg小田山というのは実家近くの山。ほとんど裏山に近い。子供のころは、この山にスキー場があり(当然リフトも何もない)、滑りに行ってそのまま家までスキーで滑って帰れるほどの近さ。

でも写真でおわかりの通り、ここは戊辰戦争時に官軍となった西軍が、会津若松城(鶴ヶ城)攻撃のための砲台を置いた場所でもある。真ん中に小さくお城が見える。ここからお城まで直線距離で約1.6km。鍋島藩のアームストロング砲は優に2千数百メートルの射程距離であったというから、距離は十分。鶴ヶ城はボコボコにされたのだが、何とか天守閣そのものは崩れずに済んだのであった。

開けた場所で撮影すると「こんな感じ」。曇っているので真ん中のお城がわかりにくい。手前の六角形の大きな建物は体育館。

という、まあ、歴史的な場所なのですが、それよりここはいろいろな山野草の宝庫であることがわかった。標高300m程度の小田山、頂上まで上ったのは実に久しぶり。



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自生しているイカリ草。
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直径1cm程度の小さなタンポポみたいな花。調べてみたら、どうやら「センボンヤリ」らしい。
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木苺の花。「こんな風にみんな下向きに咲く」
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タチツボスミレ。紫色のスミレが多い中で、これがひときわ白くてきれいだった。
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チゴユリ。これもほんとに小さくてかわいい花。群生しているのを母が見つけた。
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現在の鶴ヶ城。5月4日撮影。
by Alamimo | 2007-05-05 18:49 | 自然
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